このタイミングこの手の話題をぶっ込んでくるのも何がしかの意図があるとしか感じられないなーと勝手に妄想している。
それにしても、掲題の前半はそこはかとなく漂ってくる意図を感じながらも、後半のそれはちょっと余計な表現が含まれているんじゃないかと思わざるを得ない。何も国際問題の発端にならずともよかろうに...。
実は、今回は別のお題を準備して万全の状態で予約投稿もバッチリな状態ではあったのだが、そちらは別にいつでもできる話でもあるし、それよりも何よりも、今はこちらの話題について語っておきたいという、憤りを伴った激しい衝動に駆られたので、あえてこの手の話をすることに決めた。例によって、具体的な話に言及することなく、のらりくらりと話をすすめることになると思う。その点は読み手の方々が想像力を膨らまして読みすすめていただければと思う。
またまた不幸な事件が起きてしまった。
ここが更新される予定の2023年7月15日（土）というタイミングの少し前、具体的には3日前になるが、過去に幾度となく繰り返されてきた不幸な事件とほぼ似通ったことがまた起きてしまった。
どんな事件が起きてしまったのかは具体的には記述することはしない。あとで検索でもしてくれれば何が起きていたのかは簡単に知ることができると思うので、「いったい何のことだ？」という疑問に対する回答は、ここでは割愛させていただく。
「またまた」＋「不幸な事件」＋「起きてしまった」ということなので、「過去に何度か起きた事象と類似する比較的悲しい部類に入る起きてはいけない事象が、再び繰り返されてしまって残念」ということである。別に今回の再発がはじめてではなく、過去何度となく再発している不幸な部類に入る事象が繰り返されてしまったというだけの話であるのだが、「何度繰り返せば、その悪癖は治るというのだろうか？」という大いなる疑問も同時に発生してしまう。きっと何とかにつける薬はないとか、何とかは死ななきゃ治らないって結論になるんだろーなー。でも特定の誰かひとりの仕業ではなさそうだし、雨後の筍の如く、こういう輩は次から次へとわいて出てくるんだろーなーとも思っている。どうしようもない。
所詮は人間の成す所業であるのだからして、似たような種類の過ちは防ぎようもなくただただ繰り返されてしまうものだ、ということは過去の歴史も物語っている。
同じ人間が再犯を繰り返している可能性もありながら、全くの別の人物が引き起こしてしまった事案である可能性も大いにある。過去の事例から何も学ぶことなく、過去に他人が犯した罪と同じ発生経路を辿ってしまっただけ、ただそれだけなのかもしれない。「まさかこんなことになるなんて」と想定外の事象が発生したと驚いている可能性もあるが、それも後の祭り、起きた事象の根本原因を今さらいくら責め立てようとも一度引き起こされてしまった結果は永遠に変わることはない。嘆いてももう遅い。
これが、いま流行りの人工知能だったとしたら、一度犯した過ちから学習して、二度と同じような事象は起こさないのだろうか。
人間という罪作りな存在そのものが悪だというのだろうか。多分そうなんだろう。人はいくつになったとしても過去と同じ過ちを繰り返してしまう生き物なんだろう。
では、どうしたらいいのだろうか？
みなで学び続けるしかないのだろうか。
誰かが同じ過ちを犯してしまう場面に出くわしたら、それを止めることが果たしてできるだろうか。
己のストレスのはけ口として、よく知りもしないアカの他人に対して誹謗中傷を浴びせかけるその行為を、何とか止める術はあるのだろうか。
細かな事情も知らない訳知り顔の第三者が妄想まがいな言動で勝手に決めつける物言いを止める術はあるのだろうか。
一体それらの発言内容に何の信ぴょう性があるというのだろうか。
起きた事象とそれに関連する客観的事実のみをただ淡々と報じるだけでは人は満足しないのだろうか。
自分に都合のいい部分だけを切り取って大衆に後人を与えようとするその姿勢は果たして正しい姿といえるのだろうか。
結局、人は下世話な話が大好きだ。
面白みが感じられない普通の事実だけでは満足できないのだろう。
当事者でないにも関わらず、訳知り顔でとうとうとべき論を声高々と曰うのだ。
平日の昼間にテレビから垂れ流されるワイドショーが一向に勢いを失わないのは、それなりのニーズがあって視聴率が稼げるからなのだろう。そこで普通のことをいうお笑い芸人のMCも非難される時代だ。
芸人なんだから守りの姿勢に入らず、炎上覚悟で面白いことを言えってことなんだろ？
自分では言えないから誰か他の人に言ってほしいだけの卑怯な生き物なんだろ？
いま現在、巷間を賑わしている様々な炎上案件のどれもが、集団リンチのような認知バイアスの作用に従って、よりひどい状態へと加速している。末期症状そのものだ。コロナにだってワクチンが作られたというのに、この人の愚かな所業につける薬などない。
法やモラルを逸脱した行為だけを糾弾することでは人は満足できないのだろうか。
自分自身は聖人君子にでもなったつもりなのだろうか。
「性善説」が正しいのだとすれば、この世に生まれ落ちた直後から、人は悪へとただひたすら突き進む存在なのだろう。
「性悪説」が正しいのだとすれば、この世に生まれ落ちて以降も、人は学ぶことなく生まれながらの悪しき存在であり続けるのだとう。
「性弱説」なんて人間だけに都合のいい話はやはり信じることはできない。
どなたかが「陰口をしてもいいが、ネットに書き込むのは本人が見ちゃうからダメだ」ということを言っていたという。ホント、その通りだ。本人のいないところで言った悪口が本人に伝わってしまった時の気まずさが、ネットやSNSでは味わうことができないから、言った本人が後悔する機会すら奪われている。
これが負の連鎖が止まらない原因なのかもしれない。
あぁ、本当にこの世はいつの時もくだらないことで溢れかえっているもんだ。呆れ返ってしまうよ。
